アメリカが生んだスーパープロドライバー「ケン・ブロック」。彼のドライブテクニックが盛り込まれた動画「ジムカーナ」シリーズは、YouTubeで驚異の再生回数を記録していることでも有名だ。
そして先日、ケン・ブロックの凄まじい走行シーンを収録した新たな動画が公開され、世界中で話題となっている。動画のタイトルは「TOYO TIRES | Ken Block’s Climbkhana: Pikes Peak Featuring the Hoonicorn V2」だ。
・1965年式「フォード・マスタング」で爆走
「トーヨータイヤUSA」が公開した動画でケン・ブロックが操るマシンは、1400馬力にチューンアップされた1965年式「フォード・マスタング」である。ボンネットから2つのターボチャージャーが飛び出し、いかにもパワフルな外観が印象的だ。
動画の舞台は、米国コロラド州に位置する山「パイクスピーク」にあるヒルクライム(登坂)コース。ガードレールのないところが多いだけでなく、スタート地点とゴール地点で大きく標高が異なるため、酸素濃度や気圧が急激に変化するなど、難易度が高いことで知られるコースだ。
・とにかく攻めまくる
さあ、そんなコースでケン・ブロックはどんな走りを見せてくれるのか? 動画を再生すると……まったく恐れることなく攻めまくり! さすが世界屈指のプロドライバー!! コースの至る所で白煙を上げながら、まるで車体が宙に浮いているかのようなドリフト走行を披露する様子が見て取れる。
中でも注目は、5:20あたりで見られる崖っぷちで繰り出すドリフトだ。一歩間違えば真っ逆さまに転落するところでも何のその。これぞケン・ブロック。これぞドリフト神といった走りを見せつける。
なお、約9分間に及ぶ動画では、その他のシーンでもさまざまな超絶ドリフトを見ることができるぞ。同じ人間とは思えないドライビングテクニックは必見。今すぐ動画でチェックだ!!